イベントタイトルドイツ農村地域の成功に学ぶ
地域に利益をもたらすエネルギー転換
日時2026年7月23日(木)16:00〜17:30
開催方式オンライン(Zoomウェビナー)※逐次通訳あり
対象どなたでも歓迎
参加費無料
定員500名
共催SJSスイス–日本サステナビリティ交流会、気候ネットワーク
備考※ウェビナーは、2026年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します。

イベント趣旨

 ドイツ中西部のラインラント=プファルツ州にあるライン=フンスリュック郡では、25年以上に渡り、郡の強力なリーダーシップの下で省エネ・再エネによるエネルギー転換を実践してきました。

 その結果、風力を中心とした電力自給率は300%を達成。年間収支では、電力・交通・熱分野を含んだ気候中立を達成し、都市圏に電力を輸出するエネルギー自立地域のパイオニアとして世界的に知られるようになりました。

 同郡では「村のお金は村に!」をモットーに、再生可能エネルギー発電から地域に収益が生まれる仕組みを作っています。その収益が地域のさらなるエネルギー転換や地域発展を促進し、農村の暮らしに実感できる豊かさを作り出しています。その様子は日本のメディアでも紹介されています。

 今回のウェビナーでは、27年間に渡り同郡のエネルギー政策に携わる気候保全マネージャーのフランク-ミヒャエル・ウーレさんに、同郡の成功モデルの秘訣についてお話頂きます。

  • ライン=フンスリュック郡のエネルギー・気候政策の成果
  • 地域の中での成功要因
  • 土地利用計画と民主的プロセス
  • 地域に利益を還元し、地域発展を促す仕組み
  • 気候エネルギーマネージャーの仕事と地域内でのコラボ体制
  • 日本でも活用できるヒント

プログラム

講師:フランク=ミヒャエル・ウーレ氏 (ライン=フンスリュック郡気候マネージャー、建築設計士)
案内人・逐次通訳:滝川薫氏(SJSスイス−日本サステナビリティ交流会 代表)
コメンテーター:豊田陽介氏(コー・イノベーション大学 教授)

出演者・講師プロフィール

講師:フランク=ミヒャエル・ウーレ氏 https://www.kv-rhk.de/
ライン=フンスリュック郡気候保護マネージャー。1970年生まれ、建築家。

 大学で建築工学を修めた後、1999年よりフンスリュック地方のシメルンに本部を置くライン=フンスリュック郡行政局に勤務。建物管理業務の一環として、同郡が所有する学校や行政庁舎のエネルギー管理体制の構築に携わり、2002年からは建物を再生可能エネルギー化するという郡議会の決議を実行する。そこで得たエネルギー効率と再生可能エネルギーに関する知識を、2012年からはライン・フンスリュック郡の気候保護マネージャーとして活用。同郡のエネルギー転換のキーパーソンとなっている。
 同郡は2011年に欧州ソーラー賞を授賞した他、2018年にはドイツの「エネルギー自治体」賞を受賞。これまでに83カ国から視察者が訪れている。特に2011年に欧州ソーラー賞を受賞して以来、2018年11月、ライン・フンスリュック郡はドイツの「この10年で最も優れたエネルギー自治体」として表彰された。

解説・逐次通訳:滝川薫
スイス在住の環境ジャーナリスト。1999年からスイスを拠点としてスイス・ドイツ・オーストリアをフィールドに環境、エネルギー転換、省エネ・エコ建築、有機農業、持続可能な地域発展をテーマとした執筆、専門視察セミナー、通訳などに携わる。本など著書も多数。

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