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タイトル

「エネルギー自立と持続可能な地域づくり―環境先進国オーストリアから学ぶ」出版記念連続セミナー
第1回「エネルギー先進国オーストリアに学ぶ」

日時 2021年4月21日(水)18:00?19:15
対象 どなたでも。脱炭素社会やオーストリアの気候エネルギー政策に興味のある方大歓迎。
開催方法 オンライン
※オンライン会議システムのzoomを使います。
※マイク・スピーカー機能のついたPCもしくはスマホ、タブレットが必要です。

趣旨

脱炭素社会の構築は、エネルギーシステムを根本的に変革することが求められる。本書で取り上げたオーストリアのエネルギー自立の取り組みは、自治体や地域への仕組みと組織、持続可能な地域づくりの実践に特色があり、日本でも大いに参考になる。
地域での気候変動対策は、専門知識やノウハウの不足、資金調達の困難さなどが要因で頓挫することが多い。これらの問題や課題に対応するため、オーストリアでは、持続可能な地域の発展に寄与するものであるという共通認識が存在し、それを実現していくための制度・政策がある。さらにその制度や政策を受容し活用する組織や人材を重視することで重層的な支援の仕組みが構築されている。ただし、これらの中間支援の仕組みや活動はあくまでもサポート役であり、住民参加と協働促進が持続可能な地域づくりには欠かせないことが明らかにされている。
こうした研究の成果を元にまとめた書籍「エネルギー自立と持続可能な地域づくり―環境先進国オーストリアから学ぶ」の出版を記念した連続セミナーを開催します。

第1回目となるセミナーは、2021年4月21日18時からオンラインで開催します。是非みなさまご参加ください。

セミナーでは、以下書籍を活用して開催します。この機会にご購入いただけますと幸いです。

<書籍情報>「エネルギー自立と持続可能な地域づくり-環境先進国オーストリアに学ぶ」(昭和堂)
http://www.showado-kyoto.jp/book/b554016.html

プログラム

1.「オーストリアを学ぶ意義」
 的場信敬(龍谷大学)

2.「ドイツ語圏におけるエネルギー自立地域を目指す社会運動」
 滝川薫(環境ジャーナリスト)

3.「国の気候エネルギー政策の枠組みと戦略」
 上園昌武(北海学園大学)、歌川学(産業技術総合研究所)、木原浩貴(たんたんエナジー株式会社)、渕上佑樹(三重大学)

4.「自治体におけるエネルギー自立を目指した取り組み事例(概要編)」
 平岡俊一(滋賀県立大学)

5.質疑応答

参加費 無料
定員 先着300名
申込方法

事前のお申込みが必要です。以下URLからお申し込みください。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_YWzka7m4TsqdSbzww2a1Rg
申込後、登録完了メールが届きます。そこに記載されている参加URLをご確認ください。
*zoomから送られてくる参加用アドレスはリンクが本文「ここをクリックして参加」に埋め込まれた形式になります。テキスト形式のメールでは、URLが正常に表記されない、また、「ここをクリックして参加」ボタンがありながらリンクが張られていないことがあります。その場合には、お問い合わせ先までメールでその旨ご連絡ください。

主催 日本環境学会「地域協働型エネルギー事業推進に向けた政策研究」プロジェクト
共催 特定非営利活動法人気候ネットワーク、特定非営利活動法人地球環境市民会議(CASA)、自然エネルギー市民の会(PARE)
お問合せ 特定非営利活動法人気候ネットワーク TEL: 075-254-1011 FAX: 075-254-1012 担当:豊田 E-mail: toyota@kikonet.org
第2回以降の予定

以下のセミナーを順次開催予定です。内容等については変更になることもあります。

第2回(5/19):先進的な自治体の取り組み
・自治体を支援する州政策の役割
・自治体の取り組みを促す・支える仕組み
・事例報告

第3回(6/23):エネルギー自立を支える制度
・自治体の気候エネルギー政策を支える仕組み
・地域・自治体を支える中間支援組織

第4回(7/21):エネルギー自立を支える哲学
・生活の質を高める省エネ対策
・「前提」としての市民参画・協働