
イベントタイトル | シンポジウム 神戸製鋼石炭火力発電所から考えるアンモニア混焼とCCS ―これから私たちに何ができるか |
日時 | 2025年11月29日(土)15:00〜16:30 |
開催方式 | 会場&オンライン(Zoom)のハイブリッド形式 |
会場 | 兵庫区文化センター 講習室 |
対象 | どなたでも |
参加費 | 無料 |
定員 | 会場:70名 |
開催団体 | 神戸の石炭火力発電を考える会 |
イベント趣旨
気候危機が深まる中、日本政府は脱炭素と経済成長を同時に実現する政策として打ち出した「GX(グリーントランスフォーメーション)」の名のもとに、石炭火力発電所を延命させる策としてアンモニア混焼やCCS(二酸化炭素回収・貯留)の導入を進めようとしています。神戸でも、神戸製鋼所が2030年から神戸発電所でのアンモニア20%混焼の実現に向けた準備を進めています。
しかし、これらの政策や技術は本当に1.5℃目標の実現や脱炭素に役立つのでしょうか。むしろ気候変動対策を遅らせ、石炭依存を長引かせるだけではないか――そんな疑問が市民からも投げかけられています。なぜ、こうした取り組みが”脱炭素”と称して進められるのでしょうか。
本シンポジウムでは、エネルギー政策の最新動向と神戸で進められている動きをふまえ、アンモニア混焼やCCSの問題点を明らかにします。そして、これから私たちがどのように声を上げ、行動していけるのかをともに考えます。
プログラム
1.日本のエネルギー政策を問う―第7次エネルギー基本計画の根本的問題
大島 堅一(龍谷大学 教授)
2.石炭火力が長期にわたって支援される構造を問う
ー容量市場と長期脱炭素電源オークションの実態ー
桃井 貴子(気候ネットワーク)