イベントタイトルエネ基連続ウェビナー第7回:なぜ増やすガス火力?水素・合成メタンもガス問題の解決策にならない
日時2024年11月7日(木)13:30~15:00
会場オンライン(Zoom)
対象一般
参加費無料
定員500名
開催団体気候ネットワーク
協力CAN-Japan、グリーン連合、原子力市民委員会、ワタシのミライ

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イベント趣旨

 ガス火力は石炭火力よりも燃焼時のCO2排出量が少ないため、石炭火力ほど注目されず、エネルギー転換の移行期に必要な電源と位置付けられてきました。そして、日本は2012年以降に2400万kWものガス火力発電を新設しています。しかし、ガス火力は国内の電源構成で最も割合が高く、巨大なCO2排出源であることは間違いありません。気候変動対策として、化石燃料からの脱却が必要不可欠ですが、新規でガス火力を建設すれば、大規模排出源を長期に渡って固定化することにつながり、気候変動対策の加速化を妨げることになります。しかし、日本では今後1000万kWものガス火力を「脱炭素電源」と同等の扱いで建設を支援する動きがあります。

 一方、カーボンニュートラルの流れにおいて、水素とCO2を合成して製造する合成メタンを推進する動きも出ています。LNGに合成メタンを混ぜ「脱炭素化」するというのです。石炭火力にアンモニアを混焼して既存インフラを維持し続けるのと同様、LNGのインフラを合成メタンで解決しようというものです。しかし、本当にこれがうまくいくのでしょうか。

 本セミナーでは、「ガス」の問題に焦点をあて、専門家から詳しく解説いただきます。ぜひご参加ください。

プログラム

1.気候変動対策に逆行するガス火力推進政策

  伊東宏(気候ネットワーク研究員)【資料

2.合成メタンの現状と課題

  石原寿和 (自然エネルギー財団上級研究員)【資料

過去のエネ基連続セミナー

過去に開催したエネ基連続セミナーの録画や資料は、こちらのページからご覧になれます。

今からできるアクション

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