
イベントタイトル | 消費者目線で“気候グリーンウォッシュ”広告を問う 第5回「欧州におけるグリーンウォッシュ広告規制の最新動向と企業が取るべき対応」 |
日時 | 2025年8月1日(金)14:30~16:00 |
会場 | オンライン(Zoom) |
対象 | どなたでも |
参加費 | 無料 |
開催団体 | 気候ネットワーク |
イベント趣旨
グリーンウォッシュ広告の規制を強化する動きは欧州で続いています。
2024年2月にEUの「不公正取引方法指令」が改正されました(参考)。この改正指令は、根拠のない一般的な環境主張や、カーボン・オフセットによる気候中立主張などを、誤認を引き起こす取引方法として禁止しており、現在、加盟国による国内法化の作業がおこなわれています。
一方、企業の環境主張に対し事前に科学的証拠の裏付けを求め、厳しい罰則規定を含む「グリーンクレーム指令」については、かねてより異論が出されており、欧州委員会がいったんは撤回を表明したと報道されたものの、後日、「撤回はされていない」との表明があり、今後の動きが注目されています。
EU加盟国の動きを見てみると、2024年6月27日、ドイツ連邦最高裁判所が不正競争防止法を根拠にカーボンクレジットによる「気候中立」をうたったフルーツグミの広告を差し止める判決を下しました。
欧州におけるグリーンウォッシュ対策は今後、どういう方向に進むのでしょうか。本ウェビナーでは欧州におけるグリーンウォッシュ広告規制の最新動向、および企業が取るべき対応について解説します。
プログラム
1.EUにおける環境訴求規制の現状と展望ー改正不公正取引方法指令の射程(仮)
カライスコス アントニオス(龍谷大学教授)
2.ドイツ連邦最高裁判所の新判例―「気候中立グミ」広告を差し止め(仮)
千葉恒久(弁護士)
3.欧州グリーンウォッシュ広告規制にみる立法、司法、準司法機関の役割
浅岡美恵(弁護士、気候ネットワーク代表理事)
4. Q&Aセッション
※プログラムは変更される場合があります。予めご了承ください。