イベントタイトル市民・地域共同発電所全国フォーラム2023 in 京都
日時2023年11月19日(日)10:30〜17:50
会場龍谷大学深草キャンパス 22号館 101教室
開催形式対面・オンラインによるハイブリッド方式
*今回のフォーラムでは印刷資料の配布を行いません。資料は事前・事後にオンラインで公開、ダウンロードしていただけるようにする予定です。あらかじめご了承ください。
参加費無料。要事前申し込み。
定員200名(会場)、上限500名(オンライン)
開催団体<主催>
市民地域共同発電所全国フォーラム2023実行委員会

<企画・運営>
気候ネットワーク、パワーシフト・キャンペーン、市民電力連絡会、自然エネルギー市民の会

<共催>
龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)

<協力>
おかやまエネルギーの未来を考える会、地球環境市民会議(CASA)、NPO法人エコプランふくい、ほか
備考※このウェビナーは、2023年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します。

こちらのイベントのお申し込みは締め切りました

イベント趣旨

 市民・地域共同発電所全国フォーラムは、2002年から2007年までに5回の「市民共同発電所全国フォーラム」を開催し、2013年からは市民・地域共同発電所全国フォーラムとして2019年までに6回を開催してきましたが、コロナ禍の影響から2019年の岡山大会以降開催を見合わせてきました。

 この間、温室効果ガスの2030年削減目標・再エネ電力目標の設定、電力市場価格の高騰、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー危機、政府のGX推進など、さまざまな変化が起こってきました。また、2012年7月の固定価格買取制度の成立から10年以上が経過し、市民・地域による取り組みもさまざまに変化してきました。

 そこで、今年度、市民・地域共同発電所全国フォーラムを開催し、脱炭素社会の実現に向けた課題やビジョンを共有するとともに、その中で市民・地域共同発電所が果たす役割や今後の展望などについて検討を行います。

 同フォーラムは情報、ノウハウ、課題を共有するとともに、地域主導の再生可能エネルギー普及に取り組む主体のネットワーク化を目的にしています。全国の再エネ発電所づくり、再エネ事業を行なっている方、これらに関心のある方はぜひご参加ください。

イベント開催報告

当日の開催概要について報告書にまとめました。こちらからご参考ください。

プログラム

第1部:再エネ普及の課題と展望(10:30〜12:00)

 FIT施行からおよそ10年が経過し、この間、日本でも再生可能エネルギーの普及が進むとともに、世界的なエネルギー危機、政府のGX推進、再エネ出力抑制の頻発などさまざまな変化が起こってきました。改めて再生可能エネルギーの普及を進めていくための課題を整理するとともに、私たち市民・地域の主体にできることは何かを考えます。

<報告1>日本の気候エネルギー政策の課題

 報告者:高村ゆかりさん(東京大学) 資料

<報告2>再エネ市民事業の現在地~『市民発電所台帳2023』から

 報告者:山﨑求博さん(市民電力連絡会) 資料
 ※「市民発電所台帳2023」はこちら

<報告3>龍谷大学の再エネ関連の取り組み

 報告者:深尾 昌峰さん(龍谷大学政策学部教授) 資料

第2部:脱炭素地域づくりと地域新電力(13:00〜14:30)

 脱炭素地域づくりの重要なプレイヤーとしての地域新電力に注目します。地域に電力を供給し、地域の再エネ電源を調達・開発することで、地域での経済循環を促す役割が期待されます。市民・地域共同発電所との今後の連携にも注目して議論します。

<報告1>市民参加型PPA事業の今後の展望

 報告者:木原浩貴さん(たんたんエナジー代表取締役) 資料

<報告2>脱炭素に向けた京都市との連携

 報告者:霍野廣由さん(TERAエナジー取締役) 資料 パンフレット

<報告3>VPP活用の可能性と地域新電力

 報告者:中西祐一さん(NR-Power Lab代表取締役) 資料

<コーディネーター>吉田明子さん(パワーシフト・キャンペーン/FoE Japan) 資料

第3部:市民電力が拓く地域の未来(14:40〜16:10)

 国内電力需要の1%もまかなえない市民・地域発電所ですが、地域課題の解決や気候危機対策、農林業復活の切り札として注目されています。自治体や地域新電力との協働で、市民・地域発電所は新たなフェーズに入ります!

<報告1>地域の課題を解決する、市民発のゼロカーボン

 報告者:藤川まゆみさん(上田市民エネルギー代表) 資料

<報告2>くらしの地産地消と協働ですすめる持続可能な地域づくり

 報告者:手塚智子さん(市民エネルギーとっとり代表) 資料

<報告3>脱炭素型農業とソーラーシェアリングの融合による地域再生

 報告者:東光弘さん(市民エネルギーちば代表取締役) 資料

<コーディネーター>竹村英明さん(市民電力連絡会/イージーパワー㈱)

第4部:再エネ普及に向けた多様な担い手づくり(16:20〜17:50)

 市民・地域が主体となる再生可能エネルギーを普及するためには、その担い手となる存在が不可欠です。しかし、発電事業だけで担い手を確保することは難しく、担い手の解釈を拡げる必要があります。若者世代の活動・事例をもとに今後求められる担い手づくりの可能性について探っていきます。

<報告1>学生気候会議と大学の役割

 報告者:岩佐祐吾さん、川口克基さん(龍谷大学) 資料

<報告2>市民・地域共同発電所と人権

 報告者:安愛美さん(京都大学大学院/ウトロ平和祈念館) 資料

<報告3>ソーラーシェアリングという選択肢

 報告者:長谷川諒さん(小田原かなごてファーム) 資料

<報告4>市民・地域によるエネルギーの地産地消

 報告者:神島仁美さん(TERAエナジー) 資料

<コーディネーター>大同唯和さん(京都大学/気候ネットワークインターン)

懇親会(18:20ごろから20時ごろ)受付終了

会場:龍谷大学生協食堂 参加費:3,500円

定員:50名程度

※要事前申し込み。おつりのいらないよう参加費のご準備にご協力をお願いいたします。

エクスカーション受付終了

日時:11月18日(土)午後14:00から2時間程度

内容:宇治市内のウトロ平和祈念館の市民共同発電所の視察を予定

参加費:500円(入館料として) 定員:20名(先着)*定員に達したため受付を終了します。

集合場所:現地集合。(アクセス:https://www.utoro.jp/ 近鉄京都線「伊勢田駅」から600m)

*詳細企画中のため詳しくは追ってご連絡いたします。

特定非営利活動法人 気候ネットワーク

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