主婦会館プラザエフ 3F主婦連合会 会議室
フランス・パリで開催されるCOP21(国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議)が11月末に迫る中、先進国34か国が加盟する経済協力開発機構(OECD)では、海外の石炭火力発電に対する公的支援の規制について議論が行われています。規制導入を支持する米国、英国、フランス、ドイツ等に対し、 日本は規制導入に反対し続けています。非OECD加盟国である中国が海外の石炭火力発電への公的支援について「厳格な管理」の実施を表明したことからも、日本の対応変化を求める国際社会の声は一段と高まってきています。
国際協力銀行(JBIC)は、海外の石炭関連事業に対して投融資を行う世界最大の公的金融機関となっていますが、日本の「クリーン・コール」技術導入の謳い文句とは裏腹に、環境破壊、公害、人権侵害など「クリーン」でないJBIC支援事業の問題点が、インドネシア、ベトナム、インドなどの住民・NGOから指摘されています。
本セミナーでは、OECDの交渉(11月16日~20日)を目前に控え、石炭火力発電への公的支援を巡る議論の動向とJBICの支援事業の実態を紹介し、 日本政府の政策のあり方について、参加者の皆様と議論できればと思っています。
タイトル |
セミナー「国際問題化する石炭支援~国際交渉の最新動向とJBIC投融資事業の実態~」 |
日時 | 11月11日(水)18:30~20:30 |
会場 |
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アクセス |
主婦会館プラザエフのアクセスはこちら JR四ツ谷駅(麹町口)より徒歩1分 |
プログラム(予定) |
講演1:海外の石炭火力発電への公的支援に関するOECD交渉の最新動向 講演2:インドネシアにおけるJBIC支援事業の問題~バタン、チレボン、タンジュン・ジャティBの3つの現場より~ 質疑応答・ディスカッション? チラシはこちら(PDF) |
参加費 | 500円(主催団体会員は無料) |
申込方法 | 申込みフォームからお申し込みください。 ※主催団体会員様は、ご所属の団体名を申込みフォームの備考欄ご記入ください。 |
主催 | 「環境・持続社会」研究センター(JACSES)、国際環境NGO FoE Japan、気候ネットワーク、 |
協力 | 350.org Japan, Fair Finance Guide Japan |
お問合せ |
「環境・持続社会」研究センター(JACSES)(担当:田辺) 気候ネットワーク 東京事務所(担当:鈴木) |