The Paris Agreement on Climate change 
気候変動におけるパリ協定

2017年11月10日

 

2015年、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)がパリで開催されました。この会議にて、世界の平均気温上昇を2度未満に抑え、1.5度以内に抑えるよう努力することにも言及したパリ協定が採択され、翌2016年11月4日に発効されています。パリ協定には、各国が自らの約束の説明責任を果たし、途上国が低炭素で気候変動に強靭な経済を構築することを支援するために投資を拡大させるための規定が盛り込まれています。

今回、アメリカのNGO天然資源防護協議会(NRDC)が発表した報告書には、パリ協定の下で提出された主要各国の国別約束(NDC)の実施状況、市・州などの地方自治体による行動などをNRDCが分析した結果が記されています。

パリ協定は気候変動問題の解決策ではなく、より安全な道を示し、未来に向けて進むべき道を照らすものです。今、世界はパリ協定の最初の一歩を踏み出したばかり。各国は、今後、より強固な気候変動対策に向けた約束を掲げる準備をすべきなのです。

日本の報告書はこちら

The Road From Paris: Japan’s Progress Toward Its Climate Pledge(英語
パリからの道 : 気候変動対応誓約にむけた日本の取組み(日本語

各国の報告書はこちらから (英語)

The Road From Paris: Brazil’s Progress Toward Its Climate Pledge
The Road From Paris: Canada’s Progress Toward Its Climate Pledge
The Road From Paris: China’s Progress Toward Its Climate Pledge
The Road From Paris: The European Union’s Progress Toward Its Climate Pledge
The Road From Paris: India’s Progress Toward Its Climate Pledge
The Road From Paris: Mexico’s Progress Toward Its Climate Pledge
The Road From Paris: The United States Progress Toward Its Climate Pledge

※各国の報告書の作成にあたって、その国のNGOなどが情報提供などで協力しており、 日本のレポート作成には気候ネットワークが協力しています。