イベントタイトル未来を拓く奉仕への挑戦 チャレンジ1.5 ライオンズクラブ環境セミナー 
~脱炭素に向けた市民・地域のチカラ~
日時2024年9月22日(日)14:00〜17:00
会場キャンパスプラザ京都 第1講義室(アクセス
京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939
京都市営地下鉄烏丸線、近鉄京都線、JR各線「京都駅」から徒歩5分
対象どなたでも
参加費無料
定員100名(要事前申込)
開催団体主催:ライオンズクラブ国際協会335-C地区
共催:NPO法人気候ネットワーク
後援:京都府、滋賀県、奈良県、京都市、京都府地球温暖化防止活動推進センター
備考ライオンズクラブについて
https://www.youtube.com/watch?v=KuCC85Uk3hc

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イベント趣旨

昨年、2023年は観測史上最も暑い一年となり、気候変動の影響と考えられる異常気象による深刻な被害が相次ぎました。今年の夏はそれを上回ると予想されており、まさに地球沸騰化時代です。
気候変動を食い止めるためには温室効果ガス排出の大幅な削減、つまり脱炭素社会への移行が不可欠です。昨年12月に開催されたCOP28では「化石燃料からの脱却」が合意され、脱炭素に向けて、大きな転換が求められています。脱炭素の実現に向けて私たちは何ができるでしょうか。科学者、アスリート、地域で脱炭素に取り組む企業や若者から、気候変動の最新動向を共有し、進むべき方向やアクション、連携などについて考えます。

プログラム

1.オープニング

  野々山 宏さん(ライオンズクラブ国際協会335-C地区 2024-2025年度 地区ガバナー)

2.第1部 学びセッション 科学者とアスリートからのメッセージ
講演:気候変動の「現在」を知る

  江守 正多さん(東京大学未来ビジョン研究センター副センター長、教授)

対談:スポーツの未来

  五郎丸 歩さん(元ラグビー日本代表) 
  井本 直歩子さん(元競泳日本代表・SDGs in Sports代表理事)

3.第2部 トークセッション 脱炭素社会に向け、地域や私たちができること
SDGs in Sportsの活動紹介やスポーツ界の取り組み

  井本 直歩子さん

パネルトーク:未来(あす)を拓く私たちの取り組み

  野々山 宏さん 
  井本 直歩子さん
  東 ゆかりさん(TERA Energy株式会社)
  中西 航さん(龍谷大学学生・学生気候会議実行委員)

4.クロージング 1.5℃への希望をつなぐ市民・地域のチカラ

  浅岡 美恵さん(気候ネットワーク代表、弁護士)

司会進行:櫻田 彩子さん(エコアナウンサー)

登壇者プロフィール

江守 正多 さん(東京大学未来ビジョン研究センター副センター長、教授)
1970年神奈川県生まれ。1997年に東京大学大学院 総合文化研究科 博士課程にて博士号(学術)を取得後、国立環境研究所に勤務。同研究所 気候変動リスク評価研究室長、地球システム領域 副領域長等を経て、2022年より現職。東京大学大学院 総合文化研究科で学生指導も行う。専門は気候科学。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第5次および第6次評価報告書 主執筆者。著書に「異常気象と人類の選択」「地球温暖化の予測は『正しい』か?」、共著書に「地球温暖化はどれくらい『怖い』か?」、監修に「最近、地球が暑くてクマってます。」等。

五郎丸 歩 さん(元ラグビー日本代表)
元ラグビー日本代表(57試合出場)。1986年3月1日生まれ。福岡県出身。
早稲田大学時には3度の日本一を経験。2008年に静岡県に本拠地を置くヤマハ発動機ジュビロのプロラグビー選手として活躍。2021年度シーズンで現役を引退後、静岡ブルーレヴズのCROとして活動。
トップリーグ13シーズンにおいて、得点王3回、ベストキッカー3回、ベスト15を5回受賞、トップリーグ通算最多得点(1282点)記録保持者。ラグビー日本代表では、ラグビーワールドカップ2015に出場し、強豪南アフリカから歴史的勝利をあげると共に、大会ベスト15にも選出された。

井本 直歩子さん(SDGs in Sports代表理事)
元競泳日本代表。アトランタ五輪4×200mリレー4位入賞。現役時代から途上国支援、平和構築に関心を持ち、現役引退後、英・マンチェスター大学大学院にて修士号(貧困・紛争・復興)を取得。2003年から国際協力機構(JICA)、国連児童基金(ユニセフ)のスタッフとしてシエラレオネ、ルワンダ、スリランカ、ハイチ、マリ等の平和構築・教育支援に従事。2021年、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会ジェンダー平等推進チームアドバイザーに就任。現在は開発コンサルタント及び一般社団法人SDGs in Sports代表として、国内外で教育、気候変動、ジェンダー平等推進に従事。日本バドミントン協会理事。

野々山 宏さん(ライオンズクラブ国際協会335-C地区 2024-2025年度 地区ガバナー)
1982年に京都弁護士会に弁護士登録。登録後は気候ネットワーク代表の浅岡美恵弁護士らと共に消費者被害救済活動に従事。2010年から2013年まで、独立行政法人国民生活センター理事長に就任。1997年に京都堀川ライオンズクラブに入会し、地域における青少年育成活動、環境保全活動に取り組んでいる。現在は一般社団法人 京都・滋賀・奈良335-C地区ライオンズ理事長に就任し、京都・滋賀・奈良地域のライオンズクラブのガバナー(運営責任者)として活動している。

東 ゆかりさん(TERA Energy株式会社、統括マネージャー)
2019年理念に強く共感し入社、主に営業を担当。温かなつながりを感じられる未来を残していくことに奔走。京町家ソイコレも運営。
TERA Energy株式会社は、2018年に僧侶4人が立ち上げ、京都市で再生可能エネルギーを主体とした電力販売を行ってる。お客さまが応援したい団体(NPO等)へ電気代の最大2.5%を寄付する【寄付つきでんき】を通して、想いの込もった活動に資⾦が循環し、温かなつながりが紡がれる社会を創っていくことをめざしている。

中西 航さん(龍谷大学 学生)
龍谷大学政策学部4回生、「龍谷大学学生気候会議」実行委員会に所属し、その運営に携わっている。
学生気候会議とは、ヨーロッパの市民気候会議を大学規模で模したイベントであり、龍谷大学では2021年度に日本で初めて開催した。参加者は、講師による講義の後に、大学や地域の脱炭素化を図るための方策をグループに分かれて議論し、発表する。実行委員会と研究室がそれらをもとに提言書を作成し、大学学長室へ届けている。毎年、学部学年を問わない幅広い学生が参加している。

浅岡 美恵さん(気候ネットワーク代表、弁護士)
プロフィール

特定非営利活動法人 気候ネットワーク

(京都事務所)〒604-8124 京都市中京区帯屋町574番地高倉ビル305号(→アクセス
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