【解説書】市民が読み解く 神戸製鋼所 環境影響評価準備書

 神戸製鋼所が神戸市灘区に建設を予定している石炭火力発電所建設計画における、環境影響評価準備書に関する解説書を発行しました。計画は、2017年7月現在、「環境影響評価」という手続の最終段階にあります。
 事業者(神戸製鋼所)は、発電所設置に伴う環境への影響を調査・予測・評価し、その結果を、「準備書」にまとめ、ウェブサイトで公表しています。市民は、この準備書に対して、意見を提出することができます。しかし、この準備書は1473頁もあり、内容も専門的で理解することが困難です。また、電子縦覧の場合は、特定のブラウザでしか閲覧できず、印刷もできないことから、意見作成における大きな障害となっています。
 そこで、気候ネットワークを始めとする4団体は、発電所が設置されるとどのような環境への影響があるか、市民の皆さんと共に考えるため、また、皆さんが準備書に対する意見を書かれる際の参考にしていただくために、読み解いた冊子を作りました。
 巨大な火力発電所を作ると、様々な環境影響がありますが、この冊子では、住民の方々の関心が高い、大気汚染と温暖化の問題についてまとめています。ぜひご覧ください。

 

 

 

発行:特定非営利活動法人気候ネットワーク

2017年7月発行 A4版 8ページ

市民が読み解く 神戸製鋼所大規模石炭火力発電所
設置計画環境影響評価準備書

詳細は気候ネットワーク京都事務所までご連絡ください。