損保ジャパン環境財団様から、環境NPOでの長期インターンシップ制度「CSOラーニング制度」を通じたご支援をいただいています。

CSOラーニング制度とは

損保ジャパン環境財団CSOラーニング制度とは、学生が環境NPOで長期インターンシップに取り組むことを支援する制度です(CSOとは、Civil Society Organizationの略で「市民社会組織」という意味)。これまでに多くの大学生・大学院生の方が、この制度を活用して気候ネットワークでインターンとして活動されました。彼らは気候ネットワークが活動を広く進めていく上で大きなチカラになっています。

この制度については、CSOラーニング制度のウェブサイトをご覧ください。
https://www.sompo-ef.org/cso/cso.html

 

インターン生の声

損保ジャパン環境財団CSOラーニング制度を通じて参加 黒川さん(2013年度)

きっかけ

 環境に関する活動がしたいと思い、webでインターンを探していたところ、「損保ジャパンCSOラーニング制度」というものを見つけました。環境問題に取り組む、様々な組織が派遣先としてあり、とても魅力を感じこの制度を志望しました。

そんな私は、以前から環境問題などに興味はあったものの、本格的に環境問題に関する勉強をしていたわけではありませんでした。(私は大学で数学を学んでおり、環境とは程遠い専門分野です。)

そのため、環境問題に関する知識は少なく、専門的に色々な環境問題を学んでいる方々のところで、インターン生として飛び込んでいくことに最初はためらいがありました。

 そんな不安を抱えながらも、「踏み止まっているだけでは視野が広がらない!」と勇気を出し、挑戦することにしました。様々な環境NPOが派遣先としてある中、私は環境問題の中でも温暖化に特に興味があったことと、こどもと関わることが好きだったことから、気候ネットワークでのインターンを希望しました。

インターンに参加してみて

 不安を抱えつつ始まったインターン期間ですが、気候ネットワークのアットホームな雰囲気のおかげで、緊張はすぐに解けました。また、基礎知識も何も知らない私にも丁寧に教えて下さり、少しずつではありますが、環境について理解を深めることが出来ました。

 特に、小学校の高学年のこどもたちに温暖化防止のための環境学習を行う「こどもエコライフチャレンジ」では、こどもと関わることの楽しさを改めて感じることが出来ました。また、こどもたちがどこまで環境に興味があり、どういった生活をしているのかについても知ることが出来る貴重な機会になりました。この学習会に参加する中で、私が驚かされたのは、自分自身がなんとなくしか知らなかった「バイオ燃料」について詳しく説明している子を見たときでした。説明している姿を見て、凄いと感じると共に、「私ももっと頑張らなければ!」と触発されました。

 小学校での環境学習に留まらず、事務所では国際交渉の勉強会に参加したり、シンポジウムの準備作業のサポートであったりと、活動内容は多岐に渡ります。

このように様々な経験をすることができ、毎回、楽しく充実したインターン期間を過ごしています。

今後の目標

今後の目標としては、一つでも多くの環境問題に関する知識や語句などを身につけたいと思っています。そして、インターン期間を通じて学んだことを、自信を持ってこどもたちや周りの人へ話すことのできるスピーカーになりたいと思います。