地球温暖化防止のためには、分野ごとの対策を講じると同時に、将来世代の担い手となる人材の養成を進めていくことも重要です。環境教育の温暖化防止分野においては、温暖化に関する知識だけでなく、参加者が主体的に学習に参加することで、次のステップである温暖化防止のための実践行動へと移行していくためのきっかけづくりになることが望まれます。

「こどもエコライフチャレンジ」

地球温暖化防止・環境教育の「こどもエコライフチャレンジ」は、気候ネットワークと京都青年会議所との協働事業として、2005年度1校(常磐野小学校)から始まりました。その後徐々に実施校数を拡大していき、現在は京都市との協働事業として、2010年度から現在まで京都市立の小学校で、全校実施をしています。2020年までの参加児童数は延べ12万人以上にのぼります。

こどもエコライフチャレンジの詳細はこちら

「未来を守る作文コンクール」

2019年から小学生、中学生、高校生を対象にした作文コンクールを開催しています。将来世代となる小学生、中学生、高校生が気候変動のことを考え、これからどんな未来を作っていきたいのか、そのためには何をしなければいけないのかを考え、行動していくことを願って実施するものです。3年目となる2021年度は全国各地から629件の応募がありました。

過去の受賞作品

過去のこども向け温暖化防止教育

「プロジェクト・クライメート」(終了しています)

プロジェクト・クライメートは、温暖化・気候変動問題について自ら考え行動できる人材の育成を目指して開発された環境教育プログラム集です。「温暖化」、「エネルギー」、「暮らし」、「食べ物・水」、「社会・経済」という各テーマごとにアクティビティが用意されており、45分〜90分で、体験的に学ぶことが出来るよう、様々な手法が取り入れられています。

不定期で、大人向けの「指導者育成講座と、「こども向けアクティビティ体験会」を実施しておりますので、気候ネットワーク京都事務所までお問い合わせ下さい。

温暖化防止教育アクティビティ集「プロジェクト・クライメート」(2011年発行)

「エコキッズキャンプ」(終了しています) 

気候ネットワークでは、さまざまな主体と連携して、幅広い教育活動を行っています。「エコキッズキャンプ」は、NPO法人ストップ・フロン全国連絡会/静岡県地球温暖化防止活動推進センターとの共催で、2013年の8月3日から4日の一泊二日で、静岡県立富士山麓山の村にて実施しました。

地球温暖化の話に始まり、 キャンプならではの、買い物ワークショップからのカレーライス作りを、参加者みんなで協力して行い、二日目にはオゾン層についての話を聞き、冷蔵庫の冷える仕組みを実際に見るワークショップや、 ソーラークッカー、自転車発電によるかき氷づくりなど、盛りだくさん!二日間にわたって楽しく学習をしました。

詳しくはこちら エコキッズキャンプ報告 https://www.jason-web.org/news/ecokidscamp2013-2/

「お手紙ワークショップ」(終了しています)

気候ネットワークでは、1998年から参加体験型の温暖化学習プログラム「お手紙ワークショップ」を、小学校高学年向けに実施しました。これまでに京都市内を中心とした30以上の小学校、公共施設等で実施してきました。こどもたちからはたくさんのお手紙をいただくとともに、先生方からも大変好評をいただきました。(この活動は現在は行なっておりません)

プログラムの実施等についてお気軽にご相談ください

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