こんにちは。環境教育/デザイン担当の岡本です。
あまりに寒いので「冬だ冬だ」といっていると「まだ秋だ」とおこられます。
今日は暖かい日差しで空も高く、秋らしい一日でしたが皆さんの所ではどうでしたか?
今日は先週11月9日の日曜に行なわれた「市縁堂」イベントの参加報告をしたいと思います。
「市縁堂」~ご縁のもと、市民がいち堂に集う会~
京都市市民活動総合センター主催の「市縁堂」とは、「市民がご縁のもと、いち堂に集う会」ということだそうです。京都で活動をするNPO団体による活動紹介と、その活動を応援する市民でつくるイベントです。NPO団体の「何とかしたい」「どうしても伝えたい」そんな思いを発信したり、受け止めたりする場です。
「京都ならでは」な会場は東本願寺の別邸、渉成園(しょうせいえん)。この渉成園は、1641年に三代将軍・徳川家光から寄進されたものだそうで、約一万坪の敷地には、石川丈山の趣向を入れた美しい庭が今も存在しています。
当日の雨を受け、活き活きとしている庭の木々と、東山から昇る月影を水面に映すという印月池が織りなす風情のなかで、立命館大学交響楽団の弦楽四重奏の演奏で始まりました。
ゲストの京都府立大学公共政策学部の杉岡秀紀さんのコメントをはさみながら、気候ネットワークを含む7団体からのプレゼンテーションがありました。それぞれ問題に取り組み、強い思いを持って活動されてこられた団体ばかりです。各団体については、しみセンのブログにプレゼンテーションが後日掲載予定だそうなので、公開になり次第リンクしたいと思います。
気候ネットワークの「伝えたいこと」
気候ネットワークから参加者の皆さんへ宛てたメッセージは、「『地球を守る!』みんなの心に種をまく、地球温暖化防止の教育モデルを全国にひろげていきたい。この思いを共にして、支援してほしい。」
京都で市民ボランティア、行政、気候ネットワークが協力して行ってきたこども向け地球温暖化防止教育プログラムは、続けていくこと、ひろげていくことが大切だとこども達に伝えています。
参加したこども達、学校の先生、そしてボランティアから、これまでたくさんの希望や、学ぶ楽しさ、驚きなどの声をいただきながら京都で続けてきたプログラムをもっとたくさんの地域で広げていきたいという想いを形にするため、支援のお願いをしました。
頂いたご支援~「思い」と「希望」も~
この日、参加頂いた方々から、合計8000円の寄付と、前向きなメッセージをいただきました。
ぜひ少しでも多くのこども達に届くよう、活動を広げていってほしい。
寄付に込められた思いをとても嬉しく思いました。いただいたご寄付は、こども向け温暖化防止教育プログラムの展開のために、大切に使わせていただきます。
この日頂いたのは、お金だけでなく、それぞれに込められた「思い」と「希望」です。
京都市市民活動総合センターが、こういったNPOの支援活動の場を広げて下さったおかげで、また新たなつながりをつくるきっかけにもなりました。
支援の方法はたくさんありますが、気候ネットワークは皆様の様々な「支援」によって支えられていること、支えがあるからここまで頑張ってこれたんだということを再確認できました。
これからも、私たちと一緒に「市民の立場から気候変動を止める」ため、サポートを宜しくお願い致します。
支援の方法はこちら
この記事を書いた人
- 気候ネットワークに所属されていた方々、インターンの方々が執筆者となっております。
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