このページでは、いろいろなエコ工作を紹介していきます。環境のことを考えて、ぜひチャレンジしてみよう!

エコ工作1:ソーラークッカーを作ってみよう!

太陽の反射熱だけで簡単な調理ができる、環境にやさしい調理器具!中国やインド、アフリカを中心に、電気やガスのない地域で50万個以上のソーラークッカーが使われています。1年間で3億5000万トンの木材が、ソーラークッカーを使うと燃やされずにすみます!

  • 準備するもの:大きめの段ボールを2箱くらい、アルミホイル、カッターナイフ、セロハンテープ、ガムテープ

① 段ボールから、ソーラークッカーの部品を切り出していきます。

  • 底面のパネルAを1枚準備します。底の部分を黒く塗ります。

 

  • 側面のパネルBを4枚準備します。下から8㎝のところに切れ目を入れておきます。

  • 側面をつなげる部分、パネルCを4枚準備します。

  • 底部分のパネルDを4枚準備します。

② パネルB,C,D(パネルA以外)の片面にアルミホイルを貼り付けます。できるだけシワにならないように貼りつけていきましょう。

  • パネルB

  • パネルC

  • パネルD

※すべてのパーツが出来上がりました!

③アルミホイルを貼った面を内側にして、ソーラークッカーを組み立てていきます。

④パネルAを真ん中に置き、4方向にパネルBをガムテープでつけます。

⑤ パネルBを2枚立てて、その間にパネルCをつけます。残りも同じようにパネルBの間にパネルCをつけて全体をつなげます。

⑥ 残りも同じようにパネルBの間にパネルCをつけて全体をつなげます。

⑦ 底面の横にパネルDを置いて完成!

ソーラークッカーで調理してみよう!

・卵は外側は黒いカンに入れて、ラップをかぶせてソーラークッカーの底において温めよう!約1時間で蒸し焼き卵が出来上がり!

卵を外側が黒いカンに入れて、ラップをかぶせる

ソーラークッカーの底において温める

約1時間ででき上がり!

・イモもうすく切って黒いアルミホイルに包むと簡単に調理できる!

 

他にもこんなソーラークッカーがあるよ!

・お菓子の空き容器を再利用してソーラークッカーを作ってみよう!容器の側面に長方形を切り出し、ふたと底に穴を開けて、ソーセージをさした串を通せばでき上がり!

串とソーセージをソーラークッカーに通している様子

エコ工作2:鍋カバーを作ってみよう!

鍋の熱を逃さず、じっくり温める保温調理ができます!

  • 鍋カバーのデザイン図

 

  • 準備物:布2枚(64㎝×64㎝ ※縫い代は含まず。鍋の大きさにあわせて布の大きさは変えよう)、ひも40cm×4本(太いと結びやすいよ)、中綿

① 表にして、ふちの3辺を縫い合わせる。この時、4角の内側に合わせてひもをはさんで縫う。中表とは、2枚の布の表が内側にくるように重ねることだよ。縫うのは、手縫いでも、ミシンでもいいよ。

  • ひもを内側にはさみこむ

  • 3辺をぬいあわせる

② ①を外表にして、部(4か所)を縫う。(この時、綿は詰めない)外表とは、外側に布の表がでるように①の布をひっくり返すことだよ。最初に布にチャコペンで線をかいて縫うと、まっすぐ縫えるね。縫い目はなるべく細かいほうが、仕上がりがきれいだよ。

  • 【表面】外表にしたところ

  • 【裏面】角をぬっているところ。裏側は白い布を使っているよ。

③ 面ABCに綿をつめ、部を縫う。綿を多めに入れた方が、保温力が高くなるよ。

④ の3辺を縫い、面Dに綿をつめて、残りの1辺を縫う。

⑤ 面Eに綿をつめ、を縫う。

⑥ 面Fに綿をつめてを縫う

完成!

この記事を書いた人

気候ネットワーク
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気候ネットワークに所属されていた方々、インターンの方々が執筆者となっております。