横須賀石炭火力発電所建設予定地前でアクションを実施しました！

こんにちは！インターンのテイラーです！

先日、7月3日は何の日かご存知でしょうか？

実は、映画のバック・トゥ・ザ・フューチャーが公開された日です！

きっと主人公のマーティも、2019年にまだ石炭火力発電所計画があるのを見てガッカリしている事でしょう。。。

実は、気候ネットワークが運営しているウェブサイトで「Don't go back to the 石炭！」というものがあります。石炭には戻ってはいけない！という気持ちが名前に込められています。この映画は、僕たち気候ネットワークにとってもご縁のある映画なのです。

Global People's Actionとは？

先週の6月26日は、横須賀石炭火力発電所建設予定地前にて、大規模なアクション、Global People's Actionが行われました！

これはどういった活動かと言いますと。。。

東京電力と中部電力が出資している、日本の火力発電所のおよそ半分を所有している株式会社JERAが存在します。横須賀の久里浜で稼働していた８基の火力発電所がありました。しかし2004年以降は、ほとんどが長期計画停止していました。

3.11の後に一部が稼働したものの、2014年以降はまた全基停止状態へ。それにも拘わらず、改善リプレイスという形で手続きを不当に簡略化し、環境アセスメントを通常より1年以上も短縮しました。そこで市民は（仮称）横須賀火力発電所新1・2号機を建設・稼働する計画において、環境の変更は必要ないとした経産大臣の通知の取り消しを求めて、行政訴訟を提起しました。

そして、裁判の第一期日までの間、G20の大阪サミットに先駆けて僕たちは皆さんと一緒にアクションを行ったのです！！

（横須賀石炭訴訟に関して詳しい情報はこちらから！）

横須賀の地域住民のみならず、東京や千葉、そして他の環境団体からも合わせて約100名ほどの方達が参加されていました。なんとパタゴニアの社員の方までいらしてました！パタゴニアは環境保全に積極的に取り組まれているアウトドア衣料品のメーカーで、売上１％を環境団体に寄付しています。気候ネットワークもその寄付をいただいて活動に充てています。

環境に優しいパタゴニア！

パタゴニアの商品、実はめっちゃエコなんです！Tシャツがペットボトルをリサイクルして作られたり、製造に必要な水をかなり削減していたりと、環境にやさしい商品なんです。その上、店舗ごとに限定デザインも販売されており、集める方も多いようですよ！！（僕はこの前ハワイのをゲット！）

このバナーをクリックして、リンク先にあるパタゴニアのオンラインストアでパタゴニア製品を購入すると、その売上の一部が気候ネットワークに寄付されるという仕組みになっています。ということで、ぜひパタゴニア製品をご購入される方は、こちらをクリックしてからお買い求めください！！

横須賀アクションの感想

それにしても暑かった～

いや、それよりも熱かった！

皆さんの気候変動問題に対する気持ちや思いが！

暑さに負けず、老若男女問わず、皆さんが元気に石炭火力発電への反対の意思を訴えられたと思います。

Fridays for Future の皆さんによるスピーチの様子

ただ、残念な事にメディア掲載はそれほど。。。

同じくG20大阪サミットに合わせて行われた神戸と大阪のアクションでは海外メディアにも多く取り上げられましたが、横須賀ではそこまででした。これはどういう事を意味するのでしょうか？メディアは、世間がそこまで関心を持っていないと考えているのだと思います。関心が向きにくいと感じられてしまいがちな環境問題、そして石炭火力発電所計画の懸念を、もっと身近にしていく事がこれから必要だと実感した1日でした。