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自然エネルギー学校・京都 〜風力の回〜

もう1ヶ月も前にもなってしまい、先に第5回のブログをあげられてしまいましたが、そろそろ第4回の自然エネルギー学校について書きたいと思います。

というわけで、自然エネルギー学校・京都の第4回は、10月の27、28日(土、日)の二日間にわたって実施されたわけですが、

1日目は、青山高原へのウィンドファーム視察、そして風力に関する講義と今回のテーマである風力の内容を中心に行われました。

当日は小雨の中、京都駅を出発して青山高原に向かいました。

雨が強くならなければいいなと思いつつ、山の上に近づくにつれて、なにやら不穏の気配が…。
1日目の青山高原そう、霧です。ウインドファームを見るはずが、2基目が見えただけで若干テンションが上がるというとんでもないコンディションになってしまいました。これではあまり見た気にならないだろうということで、予定を変更し急遽2日目も青山高原を経由することに。果たして2日目は晴れるのか…。

この後、旧美杉村(現津市)にある宿舎に移動して、龍谷大学の松岡憲司先生から風力に関する講義をしていただきました。風車のメカニズムから、風力発電の現状、課題まで、2時間盛りだくさんの内容でした。特に、風車が回るメカニズムについては、わかりやすい図を用いて丁寧に説明してくださいました。

講義が終わり、夕食をはさんだ後に、8時半から懇親会へ。

懇親会は自由参加だったのですが、なんと受講生の方が全員参加ということで、いろいろ話が盛り上がっているようでした。10時半ごろにひとまず会が締められたものの、最終的には12時前まで多くの方が残って話をされていました。



さて、日も変わり2日目ですが、内容は、滋賀県野洲市での環境に配慮されたいろいろな施設の見学でした。

1日目と打って変わって雲ひとつない青空の中、宿舎を出発し、野洲に向かう前に、もう一度青山高原にリベンジに向かいました。


2日目の青山高原本当に昨日と同じところなのかというぐらい、遠くまでよく見え、ようやく“ウィンドファーム”ということを実感できました。

というわけで、これで心置きなく野洲に移動。野洲にある銅鐸博物館前の公園で、野洲で取れたものだけで作られた、地産地消のお弁当をいただきました。

その後、里山の見学や、無農薬での米栽培を行っている中道農園さん
のお話、野洲駅前の地域共同発電所「ほほえみ2号」と地域通貨「すまいる」を利用して買い物ができる、すまいる市の見学など、およそ3時間でいろいろな施設の見学をすることが出来ました。

野洲市の環境に対する取り組み、それを通じての町おこしは、大きな力強さを感じました。地域共同発電所や地域通貨は、自治体で出来ることの可能性の部分で、すごく勉強になりました。すまいる2号

ウィンドファームや野洲の施設など、実際出向いて見学できることは、勉強にもなり、印象に残るという点でも、大きなことだと感じました。

回直前での行き先変更など、いろいろと不安な面もあった風力の回でしたが、さまざまな人の協力もあり、無事問題なく終えることが出来て本当によかったです。


(自然エネルギー学校第9期スタッフ 串晃伸)
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