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自然エネルギー普及研究会 06.7.4

この日は自然エネルギー普及研究会がありました。

最近、自然エネルギー普及研究会では自然エネルギー学校のスタッフの勉強ということで、各回の内容について担当者から報告をしてもらっています。(自然エネルギー学校の重要なコンセプトの一つに『スタッフも一緒に学ぶ』という考えもありますので・・・。)

今回は第3回の風力発電についての報告を担当者からしてもらいました。日本の風力発電の普及状況や世界各国との普及量の比較から、そもそも日本の自然エネルギー普及政策が不十分であるというような議論もなされました。

二つ目の報告は、長野県飯田市の事例を取り上げました。
飯田市は環境文化都市づくりを掲げ、独自の環境マネジメントシステムである「南信州いいむす21」の取り組みや太陽光発電の設置促進の取り組みなど、環境問題に対して積極的に取り組む自治体です。

今回の報告は、自然エネルギー普及の事業化をテーマに、市内のNPOが母体となって取り組んでいる事業についてです。この事業は国からの補助金と市民からの出資金で太陽光発電の設置(市民共同発電所作り)やESCO事業を行うもので、経済的に自立した自然エネルギーの普及を志向しています。
研究会では、「この事業が地域経済に好影響をもたらすのか?」、「この事業が地域の自然エネルギー普及のモデルとなりうるのか?」といったことを議論しました。

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次回の研究会は、「バイオマス」についての報告が決定しています。
バイオマスの利用はかなり多岐に渡りますので、その辺りの基本的なところから報告してもらう予定です。
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