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KEEP COOL ドイツの温暖化学習教材

ドイツの環境省(のようなところ)が発行した地球温暖化防止国際交渉ゲームKEEP COOL―Gambling with Climateをボランティアの集いで実施しました。

アメリカやヨーロッパ・旧ソ連・OPEC・発展途上国・BRICSの立場にわかれ、自国の経済的目標と政治的目標の達成を目指しつつ、他国と国際交渉をしながら地球温暖化を防ぐモノポリーのようなボードゲームです。カードをめくり、起きた災害に対処しながら、環境に悪い工場から環境にやさしい工場に立て替えて、地球の気温上昇を抑えます。このゲームの鍵はもちろん国際交渉です。

→大変盛り上がりました。「このゲームほしい」という声も。
温暖化を止めることがいかに難しいかということを痛感しました。今回のアメリカは協調的であり、国連(ゲーム解説者)主導の国際交渉の中、見事、発展途上国の勝利に終わりました。
今回はヨーロッパもアメリカも投資と国際協力をして、自国の経済は発展途上国並の経済状況になっていきました。こうならないと発展途上国を救う形の温暖化防止はありえないようです。
学校でこのゲームをする場合は各国の国民役やメディア役を作り、世論も出せる形でやってみるとずっと面白い、そして大変勉強になるゲームだと思います。

けれどもあまりにも12歳には難しいのではないか、少なくとも日本の12歳には厳しいのでは、ドイツ人の子供はどんな教育を受けているのかという疑問が起りました。
知り合いのドイツ人に聞いてみたところ、「それはドイツ人にも難しい。しかし、ドイツ人の性格として色々勉強してやってみることはするだろう。けれども12歳の子供がするなら、教師はもっと簡単にしてゲームをさせるだろう。」というもっともな意見を貰いました。

とりあえず、「やってみる」という姿勢が大切なようです。トライです。
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