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地域の温暖化対策促進講座

2月21日土曜日と22日日曜日の二日間、 

 地球環境基金 環境保全戦略講座
  地域の温暖化対策促進講座
〜パートナーシップと政策提言の秘訣を学ぶ〜

という講座が開かれました。

二日間で合計12時間の長丁場でしたが、参加されている方々は、
集中を切らす様子もなく、参加者の意識の高さを感じました。

僕もボランティアとして勉強させてもらうつもり参加させてもおらいました。
21日にはまず気候ネットワーク代表の浅岡美恵さんから、
地球温暖化問題に関する国内外の動向についての講演がありました。

続いて地域・自治体での温暖化対策の重要性、政策体系について、
法政大学大学院政策科学研究科教授の田中充先生に講演していただきました。

その後5つの事例報告と続いていき、話を聞く時間が長かったのですが、
参加している方々はメモをとったりうなづいたりしながら、集中して
聞き入っていました。

初日最後のワークショップでは各参加者が興味を持った事例ごとに、
グループに別れて、その事例の評価できる点や成功の要因などについて、
意見が交わされました。
自分で活動をするんだ、という意志のある参加者ばかりだったので、
とても活発に意見が飛び交っていたように思います。

今回の講座のテーマの一つでもあるパートナーシップというキーワードに
関して、「この人を動かせば、この団体が動く」という人を見つけること
が大事だった、という意見にはすごく納得させられました。


22日はまず「地域・自治体での温暖化対策の先進事例、必要な視点」、
というタイトルで同志社大学の新川達郎先生から講演がありました。
参加者の方々はみな自分の地域にあてはめてみるとどうなるか、という
ことを意識して集中して聞いていたように思います。

その後は実際に自分たちが実践できる企画を考えるワークショップ
が行われました。
到達したい目的をしっかり意識したうえで、何が課題かを考えていき、
その解決のためのアイデアを出していく。そうして出てきたアイデアを
実際に行うプロジェクトにすることを考える。こういったプロセスは自分に
とっても参考になる部分が多くありました。

ワークショップで考えられた企画にはすぐにでも実際に行われそうな面白い
ものもありました。
参加者同士や参加者と講師の方の間での名刺のやりとりを見ていると、
ここで生まれたネットワークが近い将来実際の活動に活かされるような、
そんなことを思わせる講座だったように思います。

気候ネットワークボランティア:進矢隆明
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