体験型を重視した講座内容
プログラムは、全5回〜6回程度の講座で構成され、受講者はその中で自然エネルギーを普及させていくための手法や考え方を学んでいきます。学ぶといってもただ机に座って講義を聞くだけのものではなく、体験型の手法が随所に取り入れられています。
例えば太陽光発電について学ぶ回では、実物の太陽光発電パネルを使用してラジオや蛍光灯、小型のファンなどを動かすための結線作業を体験します。雨水利用の回では、家庭に雨水タンクを取り付けることを想定して雨樋を切断し、そこに自分たちで作った初期雨水カット装置を取り付けたりします。
また、自然エネルギー学校では受講者同士およびスタッフとの交流・ネットワークづくりも重視され、自然エネルギー施設の見学を兼ねた宿泊交流の機会が設けられています。
こうした過程の中で参加者は自然エネルギーについて学ぶだけでなく、共に考え、仲間を作る中で、その後の実践へとつなげています。
<プログラム例>
第5期 自然エネルギー学校・京都のプログラム
第1回 自然エネルギー入門 【2003.8.30】
第2回 太陽光発電と利用 【2003.9.20】
第3回 風力発電(宿泊・見学ツアー)【2003.10.18・19】
第4回 雨水利用 【2003.11.15】
第5回 バイオマス利用 【2003.12.6】
第6回 自然エネルギー普及への取り組み【2004.1.31】
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